窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2009-01-01から1年間の記事一覧

どんより。梅雨だから。 頭の中に塗れたスポンジがみっちり詰まっているようで重い。歩いていてもアームストロング船長が月面を歩いているようにフワフワしている。 窓から見る景色もどんより。陽が当たらないから軒先に植えたニガウリも何となく元気がない…

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先日担当の方から掲載紙を送って頂いた。 ここまでで連載もおおよそ半分まで。週に1度なので今日で27枚つくった。 新聞によってはカラーだったりモノクロ掲載だったりするので、データーはカラーとグレースケールと両方で送るのだけれど、 改めて誌面で見て…

天の手袋

清志郎の新しいCD。サイトでジャケットを見た時「天の手袋」を思い出した。 天の手袋―レーモン・ラディゲの生涯 (1977年)冒頭にこの書名の元となった、早世したラディゲに向けたコクトーの言葉が載っている。 天の手袋を知っているか 天は手を汚さずに我々に…

心に響く小品展・ギャラリーヒルゲート

京都のギャラリーヒルゲートで毎夏企画されている小品展です。 他に油彩、水彩、日本画、版画、ドローイング、彫刻、陶芸、工芸の作家93名が出品とのこと。市川も小さい銅版画を1点出品します。 お近くの方、是非お立ちお寄り下さい。 http://www.hillgate.j…

茄子

今年の初茄子収穫。 一つ目は小さい時にとってしまったので、食べられるのはこれが初。 記念撮影後、生で食べてみたらまだちょっと青臭かったのでごま油で炒めて食す。美味し。美味し。先日、朝からガーガーとモーター音がしたので窓からのぞいてみると、電…

bgtのfinalが終わって、私はけっこうハマって見てた。変な人達も沢山いたろうし例のスーザン・ボイルもよかったけれど、優勝したダンスグループは素晴らしかったですな。 審査員が言ってる言葉も、わかったりわからなかったり。youtubeのコメントを読んだり…

キャットフード

前に居た猫は10歳の時結石から腎臓を患って死んでしまった。当時は色んな知識もないままで可哀想な事をしてしまった。 それで今の猫にはキャットフードに気をつけている。元々アレルギー体質らしいので色々と試していると、食べた翌日に顔に湿疹が出ている時…

17歳

普段は耳が聴こえない事を忘れているのだけれど、複数の人と会ったりすると聴こえない事を再確認する。だからといって別にどうしようもないので、聴こえるほうの耳を無意識のうちに話している人の方にすいよせられるように向けたりして、何となく怪しまれて…

昨日は結局これでもかと言うほど寝て、今朝は眩暈はまだ残っているものの、朝からスポーツセンターへ行った。 日曜の朝のジムは、これまでにない賑わいだ。皆メタボ防止のために頑張っているような雰囲気だった。ジムを出たら殆ど眩暈は治まっていたので、買…

68万部

29日は村上春樹の新刊が発売されて、勿論私は買いました。近所の本屋で平積みにされていて。 発売前に増刷されて68万部というけれど、私には天文学的な数字でよくわからない。その日はパソコン仕事を終えて帰宅して、無理かも知れないとは思ったけれど読み始…

記憶が曖昧だと思うことが増えてきたような気もするが、皆さんはいかがでしょうか。 昔、ドボチョンの記憶力ははニワトリ並だ(3歩進んだら忘れる)等と、友人達が言っていたものだけれど、そう言っていた彼らも多分軒並みニワトリ化しているに違いない。し…

ここ数日、またゆらゆらしていた。寝不足も重なって頭の中に塗れたスポンジがぎっちり詰まっているような、そんな感じで時間があると寝ていた。でも今日はまあまあ。 久しぶりに1日だけまったくの休みだったので洗濯。あとは掃除を少し。でも昔のビデオや本…

近所の公園には杜若だか菖蒲だか何種類かが植わっているのだけれど、一番勢いのあるのが黄菖蒲。 外来種らしい。繁殖力が強い。先住者が植えたのか、実は家の軒先にも咲いている。どんどん増えてくるので時々抜いている。 葉っぱの香りは菖蒲のようによくな…

さて、気を取り直して聴く。オルフ:カルミナ・ブラーナアーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団小澤征爾,グルベローヴァ(エディタ),ハンプトン(トーマス),エイラー(ジョン),晋友会合唱団,オルフ,小澤征爾,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団出版…

音楽のサイトとかyoutubeとかを見ると、清志郎の画像が出てくるので他のを聴くことにする。 となると、断然憂歌団。聴きまくりたいというかんじ。 持ってたレコードは皆売りはらってしまって買い替えてないのでネットで聴くだけだけれど。 初めて憂歌団をテ…

1ヶ月半くらい前に難聴が再発し今回も一応病院に行ったけれど、最初の時と同様薬は効果なく悪化する一方で、結局左耳の聴力を殆ど無くしてしまった。 右耳は何とか聞こえるので日常はさほど困らない。と言っても、絵を描いている時に耳は使わないから。 で…

道路側は冬は殆ど陽が当たらないけれど、ラムズイヤーとフレンチ系のラベンダーを植えたら、けっこう根付いて花を咲かせる。 しかも、道路の側道。土なんて余りないところに強行して植えたのだ。他にもセージとミントを植えている。 しかし、毎朝犬を散歩さ…

私のアイドルその2

2番目のアイドルのことを書こうと思っていたら、亡くなってしまった。清志郎。 10代の終わりから20代にかけて、古井戸からRCにはまっていた。 毎日がお祭りみたいだったあの頃。予備校や芸大の仲間達と一緒に大騒ぎをして、派手な服を着てライブに行ったり、…

私のアイドル

「私のアイドル」と書くとチューリップの曲が頭に流れてくるけれど、私のアイドルはそれではない。 私が一番最初に好きになったミュージシャンは、フォーク・クルセダーズであった。中でも北山修。 小学校の時に、同級生のカネコルミちゃんの家に行って、お…

池の桜はもうとうに散って、柔らかそうな葉っぱに覆われている。今年はバタバタと暖かくなって、知らないうちに土筆はなくなりスギナが丈を伸ばしていた。 少し前から鴨の姿は見えたり見えなかったりで、当面はここを餌場と決めたらしいチュウサギだけが白く…