窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

オリンピック

明け方、猫が鳴くので目が覚めてしまった。テレビをつけてみたら、なぜかビョークが歌っている。歌い終わって、もう一曲やらないのかな。と思ったけれど、それはオリンピックの開会式であった。 ダンボールの山が築かれているゆえ、部屋の通り道が狭くなって…

見積もり

先日見積もりに来てもらった引っ越し業者に、確認の電話を入れた。電話で担当の女性がチェックリストの項目を確認しながら、植木はダンボールに入れてくれというので「背丈がはみ出しますけれど」と言うと、「うーん。そうですねえ。丈の高いダンボールなん…

夏の猫

家中にダンボールの山が築かれている。「築く」という言葉がぴったりだ。家の猫はダンボールを踏み台にして、タンスの上で寝ていることが多い。そんなふうに色々なものが積み重なっている状態は彼女にとってあまり喜ばしいことではないようだ。。私と同様に…

引っ越し作業は続く3

もう使わないであろうキャンバスの100号辺りの木枠を、油絵を描いているボルシチ君にとりにきてもらった。「使うには使うのだけれど置くところが・・・・」と、言いつつ車に乗せて、庭の廃材切りを少し手伝ってくれて帰っていった。午後になってT君が900…

引っ越し作業は続く2

引っ越しを決めてこの1ヶ月近くの間、寝ようと横になっても「ああ、まだあの荷物をまとめていない。」「天袋にもまだ荷物がはいっている。」などと考えて眠れない日々が続いている。ダンボールが増えてきて居る場所が狭くなっている。猫もダンボールを上って…