窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2012-01-01から1年間の記事一覧

谷口幸三郎展 えをかくせいかつ

今日から始まります。 12月15日(土)~25日(火)19日休廊 10時~19時(最終日17時まで) 場所は浦和の楽風 浦和駅から徒歩7分ですので お近くの方は是非に。 場所 首都圏・静岡・信越・関西・北陸・東海・中国・四国・九州・東北・北海道の戸建て・分譲地情…

仕事以外で具象的なものをなぜか描きたくなくなって、他のことをぽちぽちやっている。木を育て皮を剥いで煮て、紙を作ったり。これは木の紙ではなく、パルプを漉いた紙を使用。乾かし中。

五反田。 駅前のロータリー付近のグリーンベルトに大きなひまわりが未だ咲いていた。まだというか、今が盛りのように。11月なのに。 それでもやはり風が吹くと少し肌寒かった。

何となく涼しくなってきたと思っていたら、もう10月半ば。 既に朝晩は冷えるくらいになってしまった。軒先の植物を整理して収穫も少々。落花生を試しに掘ってみた。 JAで買った今年の苗は生育がよかったのだけれど、何しろ奥行き30センチくらいしかない土…

アークのカレンダー

今年も早いものでもうすぐ10月。私が毎年購入しているアークのカレンダーの来年度の注文受付が始まっています。 アニマルレフュージ関西 | Caring. Rescuing. Rehoming. 以下アークサイトより * 6冊で血液検査と基本的な健康検査ができます。 * 15冊で2…

雨が上がったら急に空気が冷たい。何の準備もしていないまま次の季節が来てしまったようで、軒下のニガウリもオロオロと蔓を伸ばしているものの、もう実がなる気配はない。 雨が降ると軒先の水路の水は随分綺麗になる。常駐しているアメリカザリガニとまだ砂…

80年代の終わりか90年代の初めだったか原発の廃棄物処理の問題をとりあげたNHKのドキュメンタリーを見てから、ずっとソーラシステムが欲しかった。 90年代の中ごろから私が住んでいたのは、周囲が畑で日当たりだけはものすごくよい7,8坪位の空き地が付い…

今年のニガウリは数は多くなっているのだけれど、実が大きくならず。花が咲いた頃に気温が凄く下がってしまったり天気が悪かったから、いつもニガウリの花にやってくる虫が来なくて受粉がうまくいかなかったためかもしれない。茄子も少ししかできなかった。…

第19回 心に響く小品展 ギャラリーヒルゲート

京都のギャラリーヒルゲートで企画されている小品展です。 市川は小さい銅版画を出品します。 お近くにいらしたらぜひお寄り下さい。 ●6月19日(火)〜7月1日(日) 12:00〜7:00(最終日5:00PM) ギャラリーヒルゲート

ろうかの床にハッチがついた。 今日、ようやく床下点検に来てもらった。根太の緩みとシロアリ駆除。築50年の家は思いのほか床下は深くきれいとということだけれど簡素な造りでもあったらしい。基礎が・・でも、一応は大丈夫な状態にしてもらえたようなので一…

ドア・イン・ザ・フロア

軒先の薔薇もすでに終わり、エルダー(西洋ニワトコ)が咲き始めた。 私がハーブオタクだった10数年前にはまだ街中ではあまりハーブの種苗は売っておらず、三春のハーブ園から苗を取り寄せていた。これはその頃のエルダーだ。 以前の清瀬の家でも地植えにして…

池に映った桜は向こう側の世界のようだった。

引きこもっていた数日の間に、桜が咲いたのを知った。つい数日前に通った時はそんな気配もなかった家の裏の池の桜も咲いていた。 東京は満開とラジオで言っていたけれど、昨日はこの辺りの桜はまだつぼみも結構残っていた。この数日が見ごろといった所か。

家探しは続く(その12)

段ボールから本や食器を出して棚に入れて、箱をつぶして黙々と束ねる。週明けまで段ボール箱の回収はないので、家のあちこちに立てかけてある。 なんだい、この無意味な作業は・・・。 徒労という言葉がふさわしいけれど、おかげで多少の本と服を処分するこ…

家探しは続く(その11)

夕べはほぼ詰め終わった本と食器の段ボール箱に囲まれた部屋で、もうすぐこの生活も終わるのだ。と気合を入れなおしながら書類を仕上げ、図面の中で物の配置を考えて後悔がないかを確認した。何となく気が重かったけれど、それは越したくて越すのではないか…

家探しは続く(その10)

電話では下にアトリエ付きで上に2間という家があるのでというので、不動産屋へ行ってみた。しかし下のアトリエは大家さんが使っていて、貸してもらえるのは2階の2間というアパートのことだった。 他にはこれまで私が何度かチェックしてきた家の中を見られ…

家探しは続く(その9)

先日の線路沿いの家があった駅にまた行ってみた。 その沿線では物件がありそうな気もして。 駅を下りるとこの間の仲介の不動産屋が開いていたので一応訊いてみることにした。 私の希望を話し、実はこの間あの家も見たのだけれどという話になったが、線路沿い…

家探しは続く(その8)

朝、ゴブリンから電話がかかってきた。 「みつかったよ!一度見てみてぇ。小平。 もうここしかない。いいところだ。12万。 すごくいい。見てみてよぉ」と。 私が高いと言うと、 「値段なんて関係ない。 もうねえ、値段なんていってちゃ駄目っ! 本当にいいと…

家探しは続く(その7)

古本屋ののお得意さんから薦められた番外編。 街では古くからあるおそらく昭和30年代に建ったと思われる破風建築のりっぱな銭湯を囲む商店の一角が、ずいぶん前から空きっぱなしになっているから、聞けば貸してくれるのではないか?と。それは2年ほど前まで…

家探しは続く(その6)

ショックもいえぬまま家探しは続く。 駅周辺の不動産屋は殆ど行ったが芳しくなかったので、気乗りのしない1件に昨日行った。 毎日前を通る不動産屋なのだが、以前ちょっと立ち寄った時にそこのおじいさんのあまりの押しの強さに閉口して、避けていたのだ。 …

家探しは続く(その5)

週明けに内覧を申し込んでおいた2階建ての家を朝から見に行く。不動産屋とは現地集合だったが、早めに行って周辺を確認した。 ネットで見つけた物件だ。これまでの中で一番広く80平米弱。そして家賃は今より少し高い。けれど駅からも近い。軽自動車も止めら…

家探しは続く(その4)

昨日の夜に友人たちにネット上で家を見てもらい、立ち退きが8月ならまだ間があるし、日当たりもいまいちそうだからなあ。という意見ももらって、もう一度考えることにした。 午前中にもう一度物件を外側から見ると、やはり南東に近くに建物が建った平屋だと…

家探しは続く(その3)

ここは?と思うマンションの画像をググッテいると、マンションの入り口にかかっている管理不動産屋の看板をみつけたので、それをネットで調べて尋ねることにした。 しかしそのマンションはあまりお勧め物件ではないらしい。庭付きと出ていたけれど実はただの…

家探しは続く(その2)

やはりJRよりも私鉄沿線のほうが安くて物件も多いだろうということで、2駅くらいの5,6件の不動産屋にあたってみたけれど、これが全くない。 戸建というのがいけないのなら、マンションで探してみようと思い、家に戻ってネットで検索してみた物件を持っ…

家探しは続く(その1)

4年限定の家は、下にアトリエと称するコンパネの床と壁がむき出しになっている作業小屋がついており、1階にトイレと風呂、2階にキッチンとリビング、そして14畳のコンパネむき出しの屋根裏部屋がついていた。 造り自体も面白かったが、持ち主の物がまだ…

家は全く決まらないまま、ダンボールを積み上げている。不動産屋ではプレス機よりも猫というのがハードルが高いと言われた。 「猫が・・」と話したら、不動産屋の新入社員らしき青年が顔を輝かした。「20歳で盲目なんです」と言ったら、泣きそうな顔をした…