窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

庭仕事の楽しみ

前に住んでいた家は、8坪くらいの庭がついていた。私はそこで野菜やハーブを育て、木を植えていた。 種を撒いて育てたユーカリも剪定を重ねても5メートルくらいになっていて、西洋ニワトコや月桂樹なども3メートルは超えていた。何しろ10年いたので。 それ…

風の影

借りて読む。ふうむ。 バルセロナの古書にまつわる話ということで、期待して読んだけれどいまひとつ。 もう少しで、プラス座布団2枚ってところ。 風の影〈上〉 (集英社文庫)作者: カルロス・ルイスサフォン,Carlos Ruiz Zaf´on,木村裕美出版社/メーカー: 集…

村上春樹の翻訳作法

翻訳家としての村上春樹について。金子先生の講義です。 講義「村上春樹の翻訳作法〜村上春樹の翻訳を英文解釈的に理解する」 ナビゲーター・金子靖(研究社編集部) 日時:2007年5月14日(月)20:00〜(開場19:50) 会場:青山ブックセンター…

猫の記憶

小夏の話を、古書店仲間の猫好きのKさんに話したら、彼女は小夏がぎいやん達を覚えているわけはない。と、言う。 「そんなー・・・。自分が産んだ子や父親猫を覚えていたら、大変だよ。そこいら中」・・・確かに。 「だいたいさあー、『私が捨てた子がーー…

小夏

今日は外の猫達は午前中からどこかにお呼ばれなのか、姿が見えなかった。気温も高くて天気も良かったので、私は窓を開けて網戸にしていた。 ふと見ると・・・ なんと、小夏が縁側に座っていた。外の子達の親猫である。育児を放棄して私に子猫をおしつけ(と…

もうそろそろ桜も終りだ。 武蔵野地区は、そこかしこに桜がある。歩いていて桜を見つけて、近くまで行って見上げ、また周りを見回すとそこいら中に桜が。 見つけてはフラフラ、また別の桜の元へ。 4月が始まって、普段聴いているラジオ番組も少し新しくなっ…

金繕い

骨董品市の店先ではない。 私が使っている器達の中で欠けてしまっているもの。引っ越しの時に欠けたお皿や、その他にも落して欠いてしまったものがいくつもあって、直したいなあ。と思いつつ、食器棚の奥に入っていた。 先日「やきもの修理法」の本を見つけ…

ハリポタ

ハリポタの6巻をようやく読み終えた。原書なので時間がかかるし、1巻からの登場人物や魔法の名前が多すぎて、誰が誰やら何が何やらわからない。それで図書館で、辞典を借りてきた。 ハリー・ポッター大事典 1巻から6巻までを読むために作者: 寺島久美子出…

アシカ君一家とお花見に行った。 気温はけっこう高くなり、数日前までまだ5分咲きだと眞由美さんと情報交換をしていたのだが、あっという間に満開に近くなった。そうなると裏の公園ではカメラを構えた人達がずらりと並んでいる。例によってカワセミを待って…