窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

学生時代

色々と理不尽なことが多く、胃が痛い今日この頃。 チロリ君から電話でマックについて相談を受けた。その話の中でチロリ君が先日アシカ君と新宿で飲んだと言っていた。アシカ君は、私の誘いにも、忙しいとかお尻の調子が悪いとか言っていたくせに。それで私は…

育ちのよさ

大学時代には、気にしていなかったことでも社会に出て色々な人に会うと、なるほどな。と思うことも多々ある。 「結局さあ。ワシラの友達ってみんな育ちがいいよね。」と、学生時代に友人のDが言っていた。彼女の言う「育ちのよさ」と言うのが、私には当時わ…

予知猫

新潟で大きな地震があった。阪神大震災の時と同様、我が家にはテレビも新聞もないので詳細はラジオでしかわからないのだけれど、かなりの被害が出ている模様。 私の家もけっこう揺れたこの近辺では築40年の私の家だけかもしれないが。その日は家の猫が久しぶ…

玄米食べたい

このところヒロエサンとメールで台所物の話をしています。主に鍋の話です。鍋の話はつきません。お互いに欲しい鍋が沢山あるからです。彼女は圧力鍋を欲しがっています。私は、10年近く前に買った安い圧力鍋持っています。それでも、玄米は美味しく炊けます…

パワーズ

「ナイン・インタビューズ」(柴田元幸・アルク)を拾い読みしていて興味を持ったのがリチャード・パワーズだったので、先日M亮に尋ねた。M亮は編集者で仕事柄最近の英米文学は凄い勢いで読んでいるのだ。面白かったよ。と言われて、読んでいなかった本の…

アフターダークはどうだろう。

夏以降、引っ越しや仕事やらでゆっくりと読書する時間がない。村上春樹の新作も買っていない。私のサイトにも文章を寄せてくれている吉里氏と先日駅前で飲んだときに、新作はどうだったかと尋ねたら「プロローグで終わってる。ってかんじだ。」と言われた。…

つげと丸尾

私は大学を出てからN工芸で模型造りのアルバイトをしていた。一緒の模型班だったのは同年代の男の人3人くらい。仕事はいつもハードで、特にコンペ用の模型を作るときには、最低週に2日は徹夜だったりすることもあった。N工芸は大きな会社だったけれど、私た…

台風一過じゃなかった

台風一過で天気も良かろうと思い夕べ洗濯をしたのだけれど、朝、雨戸を開けたら曇っていた。午後から森田氏の写真展を観に大宮へ。 日曜の大宮は、人が溢れていて駅前の通りを歩くのも池袋のように人の間を縫っていかないとならない。細い路地の方が色んなお…

台風

台風が来た。家の前の用水路は越してから水がなかったのだけれど、雨が降りだして川のように流れている。家には雨戸がない窓がいくつかあり、階段の上の窓から雨がふき込んでいた。家の窓はみなガラスがパテで固定されていない。古いので差し込み式になって…

騒音

妙な姿勢で描いているため、左肩が痛い。もっとも私は、小学生の頃から肩凝りで偏頭痛持ちで不眠症だった。子供の頃愛用していたサテンの小豆色の枕を抱いて、眠れないまま家の中をウロウロしていたのを思いだす。今はなんだかいくらでも眠れる気がする。と…