窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

機嫌のいい猫

やっと版画が刷り終わる。私の場合、どこまでが仕事でどこまでがそうでないかわからないところもある。勿論版画以外の本などは、完全に「お仕事」なのだけれど。 今朝は午前中曇っていたので、家中が冷えていた。1階は日当たりが悪いのでストーブをつけても…

M亮が私の家を「奇妙な家」と呼んだことを書いてから、「奇妙な家を見たい。」という人が何人かいる。昨日電話があったずんさん妻の花梨ちゃんもその一人。「観においでよ。」と、言ったものの「なーんだ、そんなに奇妙じゃないじゃないですかあ。」と、が…

食べ物の夢

刷らなければいけない版画のメモが、作業台の棚に貼り付けてある。それを見ているうちに棚に入っている本に目が行き、つい読んでしまう。恩地孝四郎の「装本の使命」名著。パラパラと読むような本ではないのでまた棚に戻して、メモを見つめる。刷らないとね…

英文メール

鳥飼からの英文メールに返信。あいかわらずエンコードできないらしい。というよりも、おそらく面倒でこのままなのだろうと思う。返事は、まあこれで意味は通じるだろう。という感じで私は書いているので、文法的にもちょっと怪しい。英語の勉強のためにせっ…

散歩する猫

夕方、コーヒー豆を買いに行こうと外へ出た。駅への道を歩き始めると、むこうから老人がゆっくりと歩いてくる。1度みかけたことがあった人なので、近所に住んでいるのだろう。老人はゆっくりと、そうして何度も立ち止まって振り返っている。近づいていくと老…

キャベツ300円也

しかし、野菜が高い。キャベツが300円だ。もっともこの間まで500円だったからかなり値下がりはしている。近所の畑にはキャベツがゴロゴロ植わっているというのに。以前住んでいた家のすぐそばは一面キャベツ畑だった。あのキャベツも値上がりしていたのだろ…

鳥ー酉

来年は酉年だ。年賀状の季節。 鳥といえば、ロンドンにいる鳥飼から葉書が届いた。その前に英文メールも来た。向こうのパソコンのエンコーディングの方法がわからないのだそうで、仕方なく私も英文でメールを書いた。その後に届いたこの葉書は勿論日本語で書…

ちゃっかり

今日は私が出た小学校の創立記念日だ。なぜかそれは覚えている。創立記念日で休みだったので改装したばかりの池袋の東武デパートに友達と行ったのだった。 それは、さておき。夕べ夜遅くに家の前が騒がしかった。パトカーの赤いライトがクルクルと回っている…

尾てい骨痛

尾てい骨を打ってはや2週間、まだ痛い。当初はアシカ君ではないがペンギン歩きだった。ヒビだったら、以前ろっ骨を強打したときのように、手だてはないわけだ。まあ重いものを持ったりくしゃみをしたりする以外には、別に痛くないのでいいのだけれど。触って…

菊に刀

さて、内輪での反響が凄かった、アシカ君の闘病記。ついに公開です。「菊に刀」 感想をお待ちしています。(と言っても・・・)

冬のヤクルト

西武ライオンズが身売りをするという噂。私は西武線沿線で生まれ育ったので、パリーグではライオンズ贔屓であった。近所にも西武贔屓の人が何人かいて、隣の家の旦那さんなどは、自分の猫に大輔と名付けるほどだった。私もその猫(大ちゃん)を可愛がってい…

テロリストとの違い

その国の指導者が悪いと言って、武力で攻撃をし、buildingが破壊されて人が沢山死んだ。それが9.11のNYと今のイラクの共通点。ブッシュと、彼や小泉の言う所謂「テロリスト」の違いが私にはわからないのだけれど。

久しぶりの休日。しかし、もう年賀状の準備をしなくては。来年は酉年。 鳥といえば。以前住んでいた家には色んな鳥が訪れた。ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、四十雀。今度の家には果たして鳥は来るのだろうか。と思っていたのだが、このところ毎日四十雀がやっ…

奇妙な家

先日、M亮が初めて我が家を来訪。開口一番「奇妙な家だなあ。」・・・。ううむ。まあそう言われるとそうかも。出入り口が2つある部屋もあるし・・・。彼は家中を見ながら何度も言っていたので、おそらく帰宅後妻に「ヨーコの家は奇妙な家だったぜ」と、言…