窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

どんより。梅雨だから。
頭の中に塗れたスポンジがみっちり詰まっているようで重い。歩いていてもアームストロング船長が月面を歩いているようにフワフワしている。
窓から見る景色もどんより。陽が当たらないから軒先に植えたニガウリも何となく元気がないままヒョロヒョロと蔓を伸ばし始めている。


掲載されてる銅版画の続き。
私は自分で作品を作ったそばから忘れていくことが多いのだけれど、今回はけっこうまだ覚えている、作っていた状況を。
といってもまだ今年。といっても桜の絵なんだから4月以降じゃ当然か。
順序は左上から右へ。次回のは載ってません。次々回のは昨日送信したばかり。

少し大きい画像はフォトライフから