窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

先日本棚を掃除したら、黄色いメモ用紙の束が出てきて、それは10数年前に私がつけていた夢日記だった。 そこに書いてある夢は何度も反復した記憶があって、今でも映像をはっきりと思い出せるものも多いけれど、すっかり忘れてしまっているものもあった。日付…

Five minute tales

以前にも書いたけれど、来年の初め頃に編書房から出版される予定の本Five minute tales(邦題は「五分で語れるお話」)のカットは、9月頃から描き始めたのだが、訳が送られてくるのを待っていたら絵が間に合わないかも知れないから原書を読んで先に進めて欲…

茂田井武展

姉はオープニングに出ていたのだけれど、もう一度付き合ってもらってちひろ美術館へ茂田井武展を観に行った。 展示されていたものは子供の頃から見慣れた懐かしい絵や本も多かったけれど、観たことのない絵もたくさんあった。 私が生まれて初めて読んだグリ…

お祭り

私が子供の頃は、お祭りは町の人達が総出でやっていた。お神輿の担ぎ屋なんていうのが現れたのは、ずっと後だ。 池袋が近かったせいかそれとも商売柄なのか、入れ墨を背負ったおじさん達も少なからずいた。 その人達が祭りの世話役となり、法被にふんどし姿…

某日。 水彩画教室の帰りに、その日しか行かれないと思ってささめやさんの展覧会へ。下谷二助さん、飯野和好さんとワンフロアーずつ使っての展覧会だ。 ギャラリー悠玄1階がささめやさんで、ご挨拶をして絵を拝見。その後地下へ行って下谷さんの作品を拝見。…