
17年目にして水路の家から引っ越しをした。
水路に植えていたユーカリの木は、今回は友人のEセンセがチェーンソーで切ってくれた。
数キロ離れた町だがどこから行っても坂があるのはこちらの方が地形が低いからだ。また線路は近いけれど、前のように「ガード下で寝てると思えばなんてことはない。」と、友人に言われたような騒音もない。2年近く前に見つけ、その時は諸事情で越せなかった。以前の水路の家も周囲の環境が良く、色々あって気持ちも定まらなかった。
紆余曲折あってようやく越してきた。また夏の引っ越しになってしまいほんとうに辛かった。2ヶ月の記憶が飛んで、どこか遠くに行っている。