窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2011-01-01から1年間の記事一覧

ガラスペン

何年か前にめりいと銀座伊東屋に行ったときに、ガラスペンを物色していたのだけれど、外国製のそれらはまるで雨細工のように美しく、どちらかと言うと装飾的な感じもして買わなかった。もちろん値段が高かったせいもあるけれど。先日近所の古道具屋の片隅に…

一輪挿

今年も矢津田さんの個展に。ウィークデーだったのだけれど、表参道は相変わらず人が多く、そしてギャラリーも混雑していた。友人の結婚祝いに小さな杯を、私は色々と目移りをしつつ、掌にのるくらいの一輪挿しを求めた。 種ができていた軒先のもみじを。 矢…

20数年前に買ったリュックを修理に出した。ヘルツのC-7M まだこのままでも使えると言えば使えるのだけれど、手入れをあまりしなかったせいで 前のベルトや蓋の部分がひび割れたり切れ目が入ってきている。特に後ろのベルトは引っ張れば切れそうなくらいに伸…

berlin zoo

さて。 私が初めてツチブタを見たのは、前にも書いたかもしれないけれども、1988年ベルリンの動物園でだった。 それまで私はツチブタなるものを知らなかった。 その時はなんとなくボヤボヤとベルリン動物園へ行って、色々な動物を見た後で、上野の水族館のよ…

ツチブタに赤ちゃんが!!

上野動物園のツチブタ、ヨシコとアルディに赤ちゃんが産まれたとメルマガに。 ツチブタの新しい情報がぜんぜんないなあ。と思いながらメルマガをいつも読んでいたのですがなんと、子ツチブタが誕生したとは!! ツチブタの赤ちゃんが生まれました! | 東京…

色川武大を読んでた。

夕べラジオで伊集院静が「いねむり先生」の話をしていた。久しぶりに色川武大を読みたくなって「百」を読み始めた。また読みふけりそうな懐かしいような、読む本が沢山あって、うれしい気持ち。初めて読んだのは20年以上も前。入院していた父に付き添いで…

26年使った冷蔵庫のパッキンが少し前から緩くなってきて、時々開いていたりするのでついに買い換えた。容量が同じもので満足のいくものがなかったので、これまでの175Lよりも容量は大きいけれどサイズと消費電力は同じ。さすが26年を経て進化してた。 エコポ…

心に響く小品展・ギャラリー ヒルゲート 

会期:6月21日(火)〜7月3日(日) 京都のギャラリーヒルゲートで企画されている小品展です。 市川は銅版画小品を1点出品しています。 安野光雅・池田良則・伊庭新太郎・木下晋・木村克朗・黒崎彰・角りわ子・ 田島征三・田島征彦・司修・野見山暁治・八田哲・平岡靖弘…

古春堂チャリティ展終了

無事に終了し、多くの義捐金を生むことができたとのことです。 終了 ありがとうございました!! 東日本大震災チャリティ美術展 @ 古春堂画廊 : Charity-Art私の作品もお買い上げいただけたとのこと。ありがとうございました。 おそらく今後も継続して行われ…

緊急提言 賛同人募集です

先日のNHK教育テレビETVをご覧になりましたか? 原発事故の為に村を去らなければならない方たち、そして残された動物達の姿に心痛めた方も多いと思います。残された動物達はどうなってしまうのか。 ペットと呼ばれる動物たちの生命を考える会の 緊急提言 で…

東日本大震災チャリティ展@古春堂

山梨県の古春堂画廊と大学の同期の中込靖成氏の企画で、第1回東日本大震災チャリティ展が古春堂で開催中です。市川も版画を寄せています。お近くの方は是非に。5月14日、15日、16日、21日、22日、23日 の6日間です。東日本大震災チャリティ展 @ 古春堂画廊 …

復興書店には追加の本を発送したのですが 「あ」 と思ったときには、既にsold outの文字が。 なーんだ、まだ送った本が反映されていないのね。とのんきに構えていたら即売だったようです。 勿論、私だけでなくどの本も。 早いっ!というか私が気づくのが遅い…

作家の島田雅彦さんの呼びかけで、本を買うと東日本大震災の被災地に義援金を送れる復興書店がオープンしました。 賛同した作家達が持ち寄ったサイン入著書を販売するネット書店です。 私はサイン+ミニ銅版画をつけました。銅版画は4種類。各本で違います。…

復興書店オープン

いつのまにか

春になってた。 おじさんたちも出てきてる。あ、筍もそろそろだな。今年の桜はなんだか寂しい。

仙台の画廊くろすろーどで、常設と寄せられた作品のチャリティ展覧会が急遽開かれることになりました。 収益は河北新報を通して義援金にあてられます。 市川も版画と本を出品します。今日発送したので少し遅れますが。 くろすろーど 開催期間 3月28日(月)…

10日が過ぎて

連日の報道。 本当にとんでもないことになってしまった。 被災地の友人知人からは無事であるとのメールが、数日経ってあった。 それでも勿論大変な暮らしを続けていることには変わりはない。 そうしてその向こうには何万ものもっと大変な状況の人達と 死者が…

提出作品など

久しぶりに造形の時の友達と集った。何年ぶりだろう。10年ぶりくらいか。その間もN枝君のライブで会ったり、ドボチョン夫婦とは近所だから遊んだりしてたけど、10人くらいまとまってというのは久しぶりな気がする。 皆で提出作品を持っていった。それぞれが…

トイレの絵

久しぶりにトイレの絵を掛け替えた。 家には勿論自分の絵が沢山あるわけだが、自分の作品だから 愛でるというわけではなく、仕舞う場所がないので出ているといったかんじ。 だからと言って、やたらと壁に掛けるのも好まないのだが。 私の絵を買ってくれた方…

落とし物について

電車に乗ってボンヤリと女の人達の顔を見ていると、 皆さまざまな顔をしているのがわかる。まあ、当然のことだが。 それでも化粧には共通する物がある。 それはつけまつげ。いつの頃からか付けている人が多くなった。ナチュラルなものから「これから宝塚のス…

麒麟

先日、といっても少し前だけれど。 日本橋に行った。 日本橋は架橋100周年とかでクリーニングをして、確かに綺麗になっているようだ。 久しぶりに来た私にも解るくらいに。 目的の物はこれ。橋に座っていた麒麟がここに。ドボチョンが手がけたウインドウディ…

第19回折々の作家たち展 ギャラリーヒルゲート

京都のギャラリーヒルゲートで企画されている小品展です。 市川は今回は朝日新聞連載中の挿画銅版画を1点出品予定です。 ●1月11日(火)〜1月23日(日) ギャラリーヒルゲート

謹賀新年

良い年でありますよう。