窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「さよならのあとで」

猫の病院は吉祥寺なのだけれど、これから頻繁に通院しなければならないことを考えて、近所の病院を紹介してもらうことになった。 今日は照会状を受け取りに吉祥寺へ。猫を連れないで行くので身軽。久しぶりにあちこち行きたかったけれど、まだ目が見えないこ…

[おしらせ]第20回折々の作家たち展 ギャラリーヒルゲート 京都のギャラリーヒルゲートで企画されている小品展です。 市川は季刊銀花で詩人の高橋順子さんのエッセイの挿画の 小さい銅版画を出品します。 お近くにいらしたらぜひお寄り下さい。 ●1月24日(火)…

失明してから初めて家を半日空けた。 帰ると、寒い所においてある餌の前に座ってボンヤリしている。 餌はあまり減っていなくて、途方に暮れている様子が悲しい。 それでもご飯を食べてからは、あちこちぶつかりながらも 確認しながら歩き回っている。 昨日よ…

20歳になる家の猫は、少しずつ腎臓が悪くなっていて所謂慢性腎不全だ。数値は緩やかに悪化しているので、食餌療法、薬、そして近々皮下輸液をしなければならない。 それ以前に1年前くらいから時々鼻血が出ていて、病院でも血圧が高いのかもしれないと言われ…

暮れから映画ばかり観ていた。 20年くらい前だったか、新聞も読まず、テレビも映画も観ない時期がたしか7年近くあって、その後怒濤のように映画を観続けた時があった。 当時は既に眩暈の発作が始まっていたので映画館には行かれず、もっぱらレンタルビデオや…

謹賀新年。良い一年でありますように。