窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

そしてそんな「場」の一つだった淡路町画廊は今週が最後の展覧会。そうそう、随分前だけれど井桁さんの人形が登場する映画のロケに淡路町画廊は使われたのだった。 青山を回ってきたので久しぶりに淡路町駅から外堀通りを通った。 もうとっくに八尾商店も丸…

井桁裕子作品展

青山のギャラリー「ときの忘れ物」へ。以前から観たいと思っていた展覧会へ。井桁裕子作品展 私小説―肖像の人 実を言うと基本的に私は所謂人形と舞踏が苦手。勿論好きなのもあるけれど、とても限られている。 それなのに舞踏家の肖像も含めたこの人形展をサ…

改造 昭和14年など

古本屋で古い雑誌を見た。「改造」昭和14年。新年号。 表紙もページも傷みが多いけれど目次を開くと木版画で表情豊かな兎が何匹も描かれている。その年の干支は兎だったのだ。 あれ?これって。と、思いながら中のページを見ると所々にやはり木版画。もうぜ…

現在仙台のくろすろーどで版画展をやっています。ギャラリーの様子をオーナーの黒須さんがアップしてくれました。 市川曜子版画展 お近くの方、ぜひお運び下さい。

わたしも谷口さんの作品だ。いつここへ来たのかは昔のことで忘れてしまった。 実はわたしは一輪挿しでもある。 君にも分けてあげよう。プチン。 やれうれしや。

やあ、こんにちは。僕は谷口さんの作品だ。去年市川家にやってきたんだ。君は見ない顔だね、いつ来たんだい? 来たばかりの新顔です。ひとみしりなんです。ちょっと。 そんなことをやっていると、出かける時間に遅れる。

消える町ー淡路町2丁目 

私はいつも淡路坂ではなく、ニコライ堂を背にして角を曲がると淡路町画廊の界隈を見下ろせるゆうれい坂の方を通っていた。 途中まで下って振り返って見た所。 日立のビルだった建物は、もうとうに無くなって石垣も殆どない。 見下ろした所。画廊の隣の建物ま…

仙台に版画を発送。このところの睡眠不足がたたって頭がぼんやりした1日。猫も同様。 窓際の机の上にかけて傾いだまま干した蒲団の上で、猫も傾いて寝ている。触るとすべすべしている。日向ぼっこをしている猫を撫でるとビタミンDが取れてしまいそうな気がす…

ショップ更新

窯猫ショップに造形大の同級生で、先日再結成ライブをやった耳鼻咽喉科のサックス奏者、丹羽望作のインテリア小物を出品しました。 写真はそのうちの1点。カテゴリーは小物です。 丹羽望のサイト 工房やってます。

再開発

お茶の水画廊に寄ったら、画廊の周りの建物はほぼ壊されていた。来週辺りはゆうれい坂に入って見えるのは、お茶の水画廊と淡路町画廊の蔵だけという光景になるのかも知れない。

谷口幸三郎展

私の大好きな作家、谷口幸三郎さんの個展です。 谷口幸三郎展 えをかくせいかつ 水のほとりの物語 会期 2010年3月16日(火)〜27日(土)21日休廊 A:M11:30〜P:M7:00 最終日5:30まで。 場所 お茶の水画廊 淡路町画廊 東京都千代田区神田淡路町2−11 03-3251-1…

確定申告

書き終えて封筒へ。帳簿はパソコンで作ろうかなあ。と毎年思うけど過ぎてしまうと「ま、いっか。」と思う。(そういう風に頭の中でつぶやいている時の声は、友人達皆がおそらくそうであろうと思うが丹羽君の声だ。) パソコンで作るとなると、やはりファイル…

耳鼻咽喉科

5日は待ちに待った耳鼻咽喉科のライブだったのだけれど、風邪ひいた。 今冬は例年のようないきなり熱が9度出るというような風邪はひかないけれど、8度くらいこだしに出るのを何度か繰り返していて耳鳴りもひどい。なんだかなーという体調のまま地元仕事帰り…