窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

近所の公園には杜若だか菖蒲だか何種類かが植わっているのだけれど、一番勢いのあるのが黄菖蒲
外来種らしい。繁殖力が強い。

先住者が植えたのか、実は家の軒先にも咲いている。どんどん増えてくるので時々抜いている。
葉っぱの香りは菖蒲のようによくない。

抜いたのを花瓶に挿して玄関に飾っておいたらけっこうもっている。葉っぱを一本だけつけたままにしていたら、猫が食べて吐いてあった。
とがった草が好きなのだが、葉が大きいし、イネ科じゃないから大丈夫だろうと思っていたのだ。うかつだった。でも食べてすぐだったようでよかった。
以前も、レモングラスを食べてしまって数日お腹を壊していたことがある。
その時はなかなか直らず、病院に連れていってしばらくしたら下からレモングラスが出てきたのだった。

ちなみに猫がお腹を壊したときには、カモミールティを薄くしてあげると良いとおもう。
家の猫にはそうしている。
黄菖蒲の写真をあげておきながら、変な話になってしまった。