窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

家探しは続く(その9)

先日の線路沿いの家があった駅にまた行ってみた。
その沿線では物件がありそうな気もして。
駅を下りるとこの間の仲介の不動産屋が開いていたので一応訊いてみることにした。
私の希望を話し、実はこの間あの家も見たのだけれどという話になったが、線路沿いの家は想像以上に騒音がひどいらしくそのためまだ借り手もつかないのだった。


私が今住んでいる家は築50年で。と話すと古くてもいいのなら。と提示してくれる家は、たいていが古いということが問題になるより、危険!!
「押入れをぶっ壊せば2間がつながるよ。」なんて不動産屋のおじさんは、どこまで本気なんだかわからない。他にいくつか図面を見せてくれたけれど、どれも狭い。が、庭は広い。家の2・5倍はある。いっそのこと空き地に家を建てるか・・・。
その隣の駅の、まだ行っていなかった不動産屋にも立ち寄った。もうなんだかどこへ行ってどこへ行っていないのか、わからなくなりそうだ。
そうしているうちに以前寄った駅前の不動産屋のお姉さんから電話がかかってきた。