窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2008-01-01から1年間の記事一覧

ドボチョン日記

私の飲み友達のドボチョンが、mixiで日記を書いて好評を博していたのだけれど、この度外に公開。 この画像がドボチョンです。 これでmixiに入っていないめりいや鳥飼たちも読むことができるだろうからよかった。 そして携帯でも読めますよ。みなさんもドボチ…

先日古くからの友人に『厄除け詩集』が良かったよ、と言ったら、岡本かの子と高見順を薦められた。そういう彼は堀江敏幸がマイブーム(って死語?)らしい。 堀江敏幸は私も好きだったので、それなら岡本かの子も。と、図書館へ。町の大きな書店にもないんで…

mixiは何をしたいのか。

先日、とある仕事関係の方から「mixiに最近入ったのだけどどう使えばいいんだかわかんない。」と、尋ねられた。 私も一応入っているのだけれど、殆ど昔のパソコン通信のフォーラム的な情報収集ツールとしてしか利用していない私としては、特にお薦めすべき使…

紙漉き

久しぶりに紙漉き。今回は版画用紙からではなくて、原材料から。 引っ越す前に、庭に植えていたクワ科の木(多分カジノキ)は、挿し木をして今の家の軒下に植えたのだけれど、実はすでに同じような木が植わっていたので、小躍りして採集したのだった。が、日…

星新一

私の家は窪地に位置していて、道に小さな階段があってそれを上って駅へつながる大通りにでる。いつだったか、その階段の向こうから本を読みながら歩いてくる少年と出会ったことがある。 彼は制帽をかぶり制服を着てランドセルを背負っていた。どこかの付属の…

黄色い風

風が強い。と、ラジオの天気予報では繰り返していたし、サッシではない我が家の窓ガラスもすごい音をたてていた。 外へ出ると、生暖かい。道を歩く人のコートが皆ハタハタとしている。北のほうの空が黄色に染まっていた。以前私が住んでいた方角。あのあたり…

空からきた魚

章扉に私の絵を使っていただきました。既存の作品ですが5点。どの絵かは本をごらんくださいね。(表紙はアテネ国立考古博物館所蔵の飛魚の絵だそうです)『空からきた魚』はアーサーの最初のエッセイ『空からやってきた魚』が文庫化されたもので、今読んでも…

確定申告の季節

いつもなら、1月末くらいには届いているはずの申告用紙が、2月半ばになっても届かないので税務署に問い合わせると、私は登録されていないと言われた。一昨年はちゃんと届いていたのだが、昨年は給与所得と年金受給者用の用紙Aが届いたので、やはり送り直して…

土曜の新宿

と言っても、昼間。編書房のKさんと打ち合わせで久しぶりに土曜の新宿へ。 すごい人。子供の頃から親しんで来た町だけれど、あまり来なくなってから数年。こんなに人が多かったっけか。 それでも人は殆どが同一方向に進んでいるので、久しぶりでもそれほど…

近隣の公園は、このところカメラ軍団は出没していない。寒い日が続いているせいかと思われる。カメラ軍団はいないが、翡翠はいる。橋の手すりにとまって池を見ている。 カルガモは4羽定住しているようだが、この2年ほどはコガモを育てる様子はなく、橋を通る…

マラソンとお相撲

昨日は大阪国際女子マラソンを観ていた。別に解説に古田が出ていたからではない。福士加代子が結構好きなので。 マラソンのスリムな選手達を見ると、私も身体を鍛えねばっ!と思う。で、大阪国際女子マラソンは、やや心配していた通りの結果になってしまった…

高村薫ー作家的時事評

作家的時評集2000-2007 (朝日文庫 た 51-1)作者: 高村薫出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (18件) を見る 私がこの本を読んでいるのは、本の紹介をどこかで読んだので。 小泉政権が…

コメタロウ

上野動物園には、二匹のツチブタがいた。ヨシコとシゲオ。私が初めて見たのはこの二匹だった。 ツチブタは夜行性なので、夕方の餌の時間までは小屋の中でゴロゴロとしている。餌の時間になると、飼育係の人に追われるように小走りに外の運動場に出てきて、ン…

セルフビルド 矢津田義則

年末の個展の時に、矢津田さんが来てくれた。彼は陶芸家で私は彼や彼の奥さんの焼いた陶器を日常使っている。私の家に来た友人達の多くは、その器を手に取って気に入ってくれる。 矢津田さんは、益子に住んで自分で建てた家に住んでいる。自分で家を建ている…

佐藤優ほか

最近読んだ本は 獄中記作者: 佐藤優出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 166回この商品を含むブログ (134件) を見る 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社…

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。 東京は3が日晴れ。車の量も少なくて何となく清々しい3日間でしたが、年末ぎりぎりまで忙しかったので、なんだかぐうたらしてました。今日からゴミ収集があるなんて気がつかず、捨てそび…