窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

マラソンとお相撲

昨日は大阪国際女子マラソンを観ていた。別に解説に古田が出ていたからではない。福士加代子が結構好きなので。
ラソンのスリムな選手達を見ると、私も身体を鍛えねばっ!と思う。

で、大阪国際女子マラソンは、やや心配していた通りの結果になってしまったわけだけど、福士選手の姿を見ていて家の猫を思い浮かべた。


家の猫は16歳。2歳半くらいのころに大病をして何度も手術をした。
入院し、手術を終えたケージの中の猫に私が呼びかけると、麻酔がまだ切れていないのに私の声がするほうに顔を向けて、よろよろと立ち上がって鳴きながら数歩歩いては倒れ、また立ち上がりしていた。私はその時、生きる意味というものを考えたものだった。


ラソンが終わって夕方には大相撲の千秋楽だった。(私は朝青龍好きなのでここでも少数派だろう)
相撲を見ていると、先ほどマラソンを見ていて「身体を鍛えねば・・・」と思った気持ちは少し薄れてしまうのだった。