窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

一輪挿

今年も矢津田さんの個展に。ウィークデーだったのだけれど、表参道は相変わらず人が多く、そしてギャラリーも混雑していた。

友人の結婚祝いに小さな杯を、私は色々と目移りをしつつ、掌にのるくらいの一輪挿しを求めた。



種ができていた軒先のもみじを。


矢津田義則展で検索すると、展覧会の様子をアップされている方のブログがいくつもヒットするので、見ているとまた他の作品も欲しかったと思うのだけれど、また次の機会にしよう。
震災でそれまでの殆どの作品が駄目になってしまって、その後も余震が続く中で作ったものが殆んどということだった。

贈った友人は昔近所に住んでいたので私の家の矢津田コレクション(とかいってる)は知っていてとても喜んでくれた。持つ手も心も震えます。と、メールが来た。


軒先のニガウリの花

陶芸作家・矢津田義則 work on web