窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

仙台の画廊くろすろーどで、常設と寄せられた作品のチャリティ展覧会が急遽開かれることになりました。
収益は河北新報を通して義援金にあてられます。
市川も版画と本を出品します。今日発送したので少し遅れますが。




くろすろーど
開催期間 3月28日(月)〜4月2日(土)4月末まで延長
時間 12:00〜17:00 (しばらくの間節電のため時間短縮)
日々の詳細はオーナーの黒須さんのブログから。
〒980-0811
仙台市青葉区一番町1丁目4−26    
S・A RUMINA ビル1F
Tel・Fax 022-265-1487







仙台は被災地。画廊のある辺りは、海岸ほどの被害ではなくライフラインも水道と電気は通ったというけれど、まだガスは復旧していないとのこと。
余震も東京とは比較できないほどに多いだろうと思う。
こんな時に、被災地の人たちが絵を観る気になるのだろうか。と正直なところ複雑な想いもある。
でも、時間は流れ生活は始まっている。
ずっと力が入りっぱなしだった心が、画廊の中の作品を見て少しほぐれれば・・と思う。
そしてそんな空間が、オーナーの黒須さんによって作り出されているに違いない。

私はできることを少しずつやっていくしかない。