窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

ハリポタ

ハリポタの6巻をようやく読み終えた。原書なので時間がかかるし、1巻からの登場人物や魔法の名前が多すぎて、誰が誰やら何が何やらわからない。それで図書館で、辞典を借りてきた。

ハリー・ポッター大事典 1巻から6巻までを読むために

ハリー・ポッター大事典 1巻から6巻までを読むために

この著者のサイトは有名な
ハリー・ポッター Harry Potter のサイト | ポッターマニア

私が鳥飼と原書を読み始めたとき、時々見ていたサイトだ。UK版やUS版の装幀のイラストよりも、フランス人が書いたらしいこのハリポタのイラストが、私のイメージにいちばん近かった。
しばらく見ない間にサイトは充実して、本も出たからか、全てがサイトでわかるというわけにはいかなくなってしまった。それで、図書館で借りてきた。
基本的に日本語版を読むために作られているので、原書読みには少し使いづらいけれど、読んでいるうちに少しずつ記憶が蘇ってきて、なかなか役に立つ本だった。

しかし。
ハリポタそのものは、なんだかなあー。1巻や2巻のようなおとぎ話的な展開よりも、ロールプレイングゲーム(私はやったことないけど)みたいになって。ハリウッド映画みたいになってるような。まあでも最終巻まで読んでしまうのだろうけれども。
1巻から4巻までは、お買い得なペーパーバックのボックスセットを買って毎巻持ち歩いては熱心に読んでいた。おかげでペーパーバックが膨らんで、箱に入れるとギュウギュウになって、なかなか出せない。
それでも久しぶりに6冊並べてみた。
私が読んでいるのはUK版だけれど、カバーイラストが違う。よって、ハリーの顔が全然違う。1巻の絵は、不評だったのかこのイラストレーターはこの巻だけだった。1巻のハリーが6巻の顔になるとは・・・。
最終の7巻は7月発売だそうだ。