窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

睨むこなつ

猫も性格が顔に出るのか、こなつの顔は険しい。










  長男太郎(左)と次男ぎいやん
妹アーニャ

と、私は呼んでいるのだが、多分他所の家ではそれなりに呼ばれていることだろう。太郎とぎいやんは撫でると喜ぶ。太郎は自分の倍くらいある猫に対しても、吹いて威嚇するので強くなりそうだ。ぎいやんは私の顔を見ると「ぎいぎい」と鳴く。アーニャは「アーアー」と鳴いている。ただそれだけ。
朝、2階の雨戸を開けると、一件おいた隣の家からまるでコリー犬のように走ってくるのが見える。そうしてご飯を食べて少しくつろいでまた戻っていく。遅れてうずらとこなつがくる頃にはもうご飯はおおかた無いので、最近こなつは他所で食べているようだ。これだけ皆可愛いのであちこちでかまわれている模様。