窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

某日。
水彩画教室の帰りに、その日しか行かれないと思ってささめやさんの展覧会へ。下谷二助さん、飯野和好さんとワンフロアーずつ使っての展覧会だ。 ギャラリー悠玄

1階がささめやさんで、ご挨拶をして絵を拝見。その後地下へ行って下谷さんの作品を拝見。気がつくと絵をじっと見ている背の高い男性がいた。横顔なので、そうかなあ。どうかなあ。と思っていたら、はたして旧知のNHKの編集者のIさんであった。
Iさんは、下谷さんと以前から一緒にお仕事をされているとのことで、なんとも偶然の1年ぶりくらいの出会いだった。

2階に上がると、もうパーティの用意がされていて、和田さんや宇野さんや灘本さんやTISの重鎮と、もう身動きもできないお客さん。こっちにきといで。と言われたものの身動きも取れないし、私はTISではないし、時間を見計らって帰ることにした。
Iさんも帰るというので、ちょっとお茶をしながら面白そうな本の話。

魂(アニマ)への態度──古代から現代まで (双書 哲学塾)

魂(アニマ)への態度──古代から現代まで (双書 哲学塾)

神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡

神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡


神々の沈黙は分厚いので、まずは魂(アニマ)への態度から読んでみよう。
しかし、本棚が足りない。古本屋さんに行ってから本が増える一方だ。以前は読んでいない本は家にはなかったのに、このところ読んでいない本が少しずつ増えつつある。しかも読んだ本も忘れつつある。