窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

暖かくなって公園に出てくるのはウシガエルだけではなく、このところ橋の上には望遠付の大きなカメラが三脚を立ててずらっと並んでいる。持ち主は初老の男性達。皆カワセミを撮ろうと待ちかまえているのだ。最初は2,3人だったのだけれど、段々増えて10人以上になった。それ程広くない橋の上に大きな三脚を構え、そばでタバコを吸いながら雑談しているオジサン達がいる。
昨日の朝も通ったらそのカメラ軍団がいた。カワセミも出てきていて池の杭にとまっている。しかしオジサン達はカメラを立てたままで脇で皆で話し込んでいた。カワセミではなくて他のものが目当てなのだろうか。なんだろう。ウシガエルか?