英雄

　先日「英雄・HERO」のDVDを見た。うーん、なんと言ったらいいのやら。トニー君ファンにとってはトニー君の顔を見るだけでたまらん映画。しかし、このワイヤー吊りまくりぃ〜、CG使いまくりぃ〜っていうのは、なんだかなあ。ジェット・リーは金太郎飴のように終始同じ顔をしているだけだし。大掛かりな映画の割りに内容がこぶりでした。というか、大掛かりだからこそこの内容なのか・・・。しかしトニー君ファンとしては満足満足。そして10ミニッツ・オールダー/レッドのほう。私の好きな監督がてんこ盛り。やや物足りなさも残ったけれど、致し方ない。カウリスマキの作品が○。〆に「勝手にしやがれ」この辺のは、子供の時に見ていて、見た気になっているけれど殆ど忘れている。子供の見る映画じゃないし。なんだかこういった雰囲気だけが子供心に積もっていて、私の性格を形成しているような気がしてならない。まあ、でもこういう映画ばかりじゃなくて「少林サッカー」も好きだったりするのだけれど。