窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

昼から嵐のような天気になった。ユーカリの枝は柳のように枝垂れているので、風をうけてブンブンと振り乱れる。空がすっかり灰色だと思ったら、もう夕方だった。

何だか気持ちが暗い。テレビをつければ殺しあいの映像が映る。アメリカは戦後のイラクの復興の事業の入札を始めたらしい。色んなことが、トットと進む。アメリカ人はどう思っているのだろう。不買運動の情報 私は必ずしも賛成ではなかった。それはそこで働く末端の人たちにまで影響があるからだ。でもできることは限られているのだ。ブッシュに関係する企業のものは、私が日常関わるものは驚いたことにネットのブラウザだけだった。マクドナルドも入らないしディズニーランドも行ったことがないので。

今朝の新聞の1面の写真は、まるでキーファーの作品。