窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

日ごとに外に晒してある桑の皮の水桶にはる氷が厚くなっている。シンシンと冷える毎日。私の家は築数十年の安普請の平屋なので(等と言っては大家さんに怒られるけれど)下から冷えてくる。マックが置いてあるのは窓際なのですきま風もあって足を下におろしていられず、椅子の上に正座をしたりして。去年買ったパソコン椅子もなんにもならないかんじ。

熱はみんな上にいくわけだから、マックの場所だけ2階建てにしたらどうだろう。80センチくらい床を作って、下は収納場所に・・・。試しに机の上にのぼってみたら暖かい。でも屋根も薄いから、夏は溶けちゃうかも。

今日も大ちゃんが部屋に入りたがったので、入れてあげたのだけど、家の猫を叩いて自分がストーブの前でくつろごうとしたので「シューシュー」と言って脅かしてみた。するともう目を三角にして、脅えて外へ出ていった。いずこの猫も「シューシュー攻撃」には弱いようだ。