窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

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通称「猫ちゃん」は、紆余曲折。色んな方にお世話になりながら入院し、無事に手術へ向かうことになった。さかい夫妻とお友達にはお世話になりまくり、本当に感謝感激である。
猫を拾ってから、胃が痛くてどんよりしていた気持ちも晴れた。なんだか鬱っぽい、と理由もわからず思っていたけれど、このせいだったのだ。といつも色んなことに後から気づく私。
「猫ちゃん」は少し不自由さは残るかもしれないけれど、もしかしたら、片足は生かす方法で大丈夫になるかもしれない。と言う話だった。

これまで「猫ちゃん」を見た誰もが「かわいい」と言ってくれる。




それにひきかえ、私の家の猫は子猫の頃に可愛いと言われたことがなかった。
「おもしろい」「おじいさんみたい」「ムーミンのミイ」「かわいそうな模様」「これは猫ですか?」などなど。

「猫ちゃん」はきっと里親が見つかってかわいがってもらえるに違いない。(願望)退院したら写真をたくさん撮ろう。