カポーティと映画
夏の間、仕事絡みで英文を読まなくてはならなくてけっこう疲れた。合間に読んだのがカポーティ。ずっと読もう読もうと持ち歩いていて、読み始めたら例のごとく集中してしまった。
- 作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,佐々田雅子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 文庫
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映画は明日辺りから公開されるらしい。私のお気に入りのフィリップ・シーモア・ホフマンがカポーティを演じている。お気に入りといっても私は映画を殆ど観ないので、その数少ない中でのことだが「フローレス」のキュートなドラッグクイーンの役が大好きだった。
「冷血」(「カポーティ」)の予告編はオフィシャル・サイトで観られる。甲高い声で語るP・シーモア・ホフマンは、カポーティそのものという感じがする。勿論カポーティを知ってるわけじゃないけれど、知らないのにそう感じてしまう凄さ(?)次はトルーマン・カポーティ〈上〉 (新潮文庫)を読もうかな。
もう一本観たいと思うのは、イッセー尾形主演の「太陽」だ。これはだいぶ前クランクアップ後にイッセー尾形がNHKのラジオ番組「はかま満男の日曜喫茶室」に出演して「日本では観ることは出来ないけれど・・・」というようなことをボソボソと言いながら、映画の話をしていたのを覚えている。
昨日、書店でフリーペーパーの「早稲田文学」を初めて読んだ。その中に森達也と鈴木邦男の対談『「近代天皇制」と「愛国心」』(確かジュンクでの対談の収録)が載っていてこれは面白かった。