窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

 
家の猫は風呂に水を入れていると風呂場に走っていく。子猫の頃からそうだ。前の家の風呂場は桶が床に置いてある型式だったので、風呂桶の縁に乗って見ていたのだけれど、今はこうしてシッポに緊張感を漂わせながら、覗いている。水嵩が増えてくると鳴いて知らせてくれるのだけれど、いつもというわけではない。
しかし、こうしてみると胴が長い。カワウソのようにも見える。