窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

大掃除

1年ぶりにMacの中の掃除をした。掃除をしたといっても、ハードディスクを初期化して・・云々ではなくて、物理的に。Macを開けて掃除機をかけたのだった。
以前住んでいた家は、周りが畑だったので砂ぼこりが凄かったのだけれど、この家はわたぼこりが多い。セントラルヒーティングの鳥飼家は、掃除機なんて殆どかけない。と言う話だけれど、築40年の私の借家はそんなわけにはいかず、自家製化学雑巾を何枚もストックして、掃除機の前に毎日ふき掃除だ。
しかし、Macの中は開けるとなると面倒なので、最初に使っていた7600に比べると今のG4初期型は開けやすくはなっているのに、一年に一度掃除機をかけるのみなのだ。
私よりも前のMacを使ってた友人達は、ここ数年で次々と新しいものに買い替えている。つまるところ私のMacが一番古くなっているのではないかと思う。私も7600の頃は、暴走族のようにいかにスピードをあげるかを考えて、メモリを目一杯積んで、カードを入れたりHDを交換したり(交換時にコネクタを壊して瞬間接着剤でつけたり)したものだけど、今のMacにしてからは、そんな熱も失せて、買ったときのまま使っている。
そうしている間に時代は進み、私のMacは「クラッシック」と呼ばれるOSとなった。今日開けてみたら、メモリスロットもカードもまだ空きがあった。でも、まあいいや。と思う。時代に逆行して、段々アナログ化していくような気がするこの頃。