窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

25弦箏

薔薇が咲き始めた。2種類の原種の薔薇を植えているのだが、手入れを怠っているため今年はいまひとつ。ローズヒップの取れるドッグローズは、強い剪定をしたため今年は少ししか咲かない。ガリカ種の方は鉢植えなのでそこそこでした。手入れを怠っているのに花を咲かせていると、しかも去年よりも小さい花だったりするわけで、誠に申し訳ないと思います。

25弦の箏の演奏家中川果林のリサイタルに出かけた。パンフレットの本人のコメントにもあったけれど、まだ20代半ばにしてはプログラムが重かったように感じた。アンコールの自作の曲は等身大で1番良かったように思う。彼女のことは小学校のころから知っているので初めてのステージの時はハラハラしたものだったけれど、今日はもう堂々とした一人前のプレイヤーだった。これからが楽しみだ。