窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

居酒屋メニュー


少し前にひさびさの居酒屋メニューをこしらえた。
写真を撮っていなかった。でも作りましたよ。本当に。
味付けなどは,殆ど適当。チョコチョコと味見をしながら。塩こしょうは少々。

  • <豚の角煮と大根>

これは最近はあまり作ってなかったけれど,けっこう定番。

豚バラの表面の脂を落とすべく,フライパンで焼く。念入りに。
その間に大根の皮を剥いて3センチくらいの厚さの輪切りにしてかくし包丁を入れて出汁で茹でる。
脂を焼いた豚バラを熱湯に入れて,さらに余分な脂を取り除きざるにあける。
二口大くらい(一口大だと出来上がりにボリューム感がないから)
に切り分けた肉を大根の鍋に入れ,塩少々、醤油、黒砂糖少々で味付け。
全てが柔らかくなってから泡盛か焼酎をカップ三分の一くらい入れる。
カップ・・とか言って、本当は適当な量。ドボッ・ドボ。くらい。
それでさらに煮てできあがり。
八角を入れたりすると,より中華風。
厚手の鍋で作るとよい。私は土鍋で作ります。

  • <ネギのマリネ>

これは簡単で日持ちするもの。ネギを5センチから10センチの長さに切って多めのオリーブオイルでしんなりするまで炒めて塩こしょうをする。やや浸るくらいのオリーブオイルごと蓋付きの入れ物にいれて、時々裏返して3、4日は食べられる。

  • <ジャガイモバジル焼き>

JAにバジルの葉っぱが安く出ていたので買ってしまった。
別に何に使うあてもなく,季節外れなのでジェノベーゼソースを作る程の量もなく、適当にちぎってすり鉢で擂ってみた。
なんかいまいちだったけれど,オリーブオイルをたらしてなおも擂っていたら,なんとなくペーストっぽくなって来たので良しとした。そこで・・

バジルの葉っぱはふた房くらいだから、葉っぱの枚数は10枚弱。オリーブオイルは大さじ1から適宜。
ジャガイモを1センチから2センチくらいの櫛形に切ってやや固めにゆでて,湯を切る。
オリーブオイルでジャガイモを炒める。塩こしょうと,ペースト状になったバジルを入れて混ぜて、粉チーズ(あるいはモッツアレラ)を混ぜてあえて出来上がり。チーズが少しこげたりすると美味しい。

  • <コンニャク味噌漬け>

これはオレンジページかなんかに載っていた。
豆味噌にニンニクを擂っていれたところに、ゆでて水切りをした蒟蒻を2センチくらいの短冊に切って漬ける。
裏返して漬けて一昼夜で食べられる。

これは別に変わったところはなく。しいてあげれば干しえびは湯ではなく,酒で戻す。
野菜は先に油きりをしておく。
ビーフンを戻す時には、熱湯に漬けてすぐにざるにあげて固めに戻す。
それによって、干しえびは水っぽくなく,酒にも味が移り,
野菜もくたくたにならず
ビーフンは炒めた時に,程よくスープを吸って味がしみ込んでしかも歯ごたえもある。
・・・ような気がする。


あとはなんだっけか。
沖縄出身の編集者Hさんが持って来てくれたSPAM+キャベツ炒めとか、
しめにSPAMの残りでチャーハン。
こうして書くと,すごいボリュームだけれど、女二人でたいらげたのだった。3,4日は食べられるものも一時に。
恐ろしいこった。