窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2002-06-06から1日間の記事一覧

ダンナを見なくなってどれくらい経つだろう。人間のダンナではない。猫である。以前裏の農家のおばあちゃんが枕のように抱えていった、薄茶色のひとなつこい猫のダンナ。アカやハケや大ちゃんはダンナを怖がっていたけれど、そんなに意地悪そうではなかった…