窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

ようやく到着

どこを旅してきたか「昔日の客」クロネコに乗ってようやく到着。胸の芯がギュッと摑まれるような。仕事についても暮らしについても色々なあり方について思いをめぐらす。

復刊されるとしたら「ボン書店の幻」や「詩人たちユリイカ抄」のように文庫やライブラリーだろうな。と思っていたけれど、この本の姿、まったくなんて愛らしい本なのでしょう。粋で丁寧な装丁とそして懐かしい山高さんの版画の扉。

前記の2冊とともに出版関係3部作として本棚に並べた。