窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

家の中はずっと31度。昨年もらったクーラーがあるのだけれど、あまりつけない。クーラーをつけると猫は2階に上がっていってしまう。2階は熱で滅菌消毒ができそうなほど暑いというのに。窓辺でバタッと倒れて寝ている。

ブラシをかけてやるとうれしいんだか怒っているんだかわからない。ワーワーと鳴きまくって噛み付くので止めるとまた鳴く。
遊んで欲しいのだ。この暑いのに。
ノルシュテインが「話の話」の狼のモデルにした、首に石を結び付けられて池に落とされていたという猫に似ている家の猫近影。