窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。


今年も薔薇が沢山花をつけ、エルダーも咲きユーカリもすくすく伸びその根元の辺りではアジサイの大株がつぼみを膨らませている。軒先は陽の当たる部分が少ないので、そこの場所だけてんこ盛りになっているのだ。
レモンバームの鉢もブルーベリーやラズベリーの鉢もその側に。なんかちょっとイヤだけど、こちら側は陽が当たる所が少ないのでいたしかたない。
水路の向こう側は5月頃から陽が当たり始める。確か2年目を迎えたブロンズフェンネルがワサワサと伸びてきて風にゆらゆらと、まるで海底の草のようにゆれているし、チコリも同じく。トマトの苗は大きな鉢にふた鉢あり、後はお決まりのニガウリの発芽を待つのみだ。
しかし、軒先は紙漉きをしたり大工仕事にも使うので、あまり鉢も置けない。
以前、市の人が雑草狩りに来た時に私の所は綺麗になってるから助かるようなことを話していたので、もしかしたら隣のアパートの前の土地も開墾できるかもしれない。むふふ。