窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

私の周囲には何らかのコレクションをしている人というのがいて、そういう人を見ていると、私も何か集めたいなあ。と思ってやってみるけれど結局続かない。
でも古い物はやはり好きで、近所の古道具屋を時々覗くことも多い。

この本の書き手堀江敏幸も、コレクターというのとはちょっと違うと思うけれど、買い求めたものへの愛情が溢れていて
読んで、それから本人の手による写真を見ていると嬉しくなってくる。
しかもフランスのお店で買った物ばかり。

もののはずみ

もののはずみ

エッセイだけれど、文章の力というものをそこかしこに感じてしまって、何度も読み返したくなります。

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本の音

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