窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)

独りで詩の本を発行していたボン書店の鳥羽茂を追った本。以前読んだ詩人たちユリイカ抄 (平凡社ライブラリー (558))を少し思い出したり。
最初に発行された単行本から、昨年の文庫化までの間に起こったことが書かれている巻末も切なかった。というよりも、全部を通して切ない本でした。そして、この時代の舞台として関わってくるのはやはり池袋モンパルナス。



本について他にも


読むので思う

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