窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

猫ちゃんのギブスがすっぽりと抜けてしまったので,またMさんにお願いして急遽病院へ。少し早いけれど。と、先生は言いながらも手術で入れていたピンを抜きギブスを取ってくれた。まだあまり動かさないように、ということでしばらくケージ暮らしが続く。





ギャオスはやはり仔猫に対しては厳しい。ケージの中に入っていればまだよいのだが、ご飯やケージの掃除で出していると、険しい顔で見てから逃げて行ってしまう。不機嫌そうで、あまり好きじゃないC/dは、いつにも増して食べない。



ギブスが取れた仔猫は、嬉しそうにしているが、カラーは嫌そうだ。
ケージから出してご飯を食べさせてちょっと眼を離しているすきに、窓辺まで歩いていたのでびっくりした。まるで生まれたての子馬のようにおぼつかない足取りで,後ろ足がフナフナフナと揺れている。
太郎が入ってきたりしていたので,里心がついてしまったのだろう。日中は2階に置いておくことにした。