窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2007年

今年は年賀状もちゃんと出せなかった。来年こそは・・…と思うのだけれど。
お正月だろうとなんだろうと、猫達はやってくる。やってくる。というよりも「居る」。
家に入りたがって外で大騒ぎをしているが、家に入れたら最後なので軒下の小さな物置の下の段を空けて寝られるスペースを作ってやったら、夜になるとそこに4匹で入っている。カーテンの隙間からのぞいてみると、その中から期待1杯の目で見上げているので、見るのを止めた。
私が外から帰ってくると、4匹が家の横の路地までゾロゾロと出てきて鳴くので、「ワン!」と脅かしたらクモの子を散らすように逃げていった。それで玄関のドアをあけると家の猫が心配そうな様子で座っていたので、何となく気まずい思いがした。

(子猫は猫村模様のオスが2匹と焦げ茶縞と鯖虎ブチのメスが2匹。貰い手募集中です)