窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

9月に入っても、まだ暑いけれど、晴れた日の朝は湿度が少ないように思う。家の猫も心なしかツルツルしている。
ようやくニガウリができはじめた。真夏のように一気に大きくならないで、どうにか形になってきたというところ。日よけの役割もなんとか果たしているので、来年こそはもっとちゃんと育てようと思う。
今年になって、枯れてしまった鉢植えがいくつかある。昨年夏に越すときに、庭から鉢に移し替えてきたものだ。20年もののラベンダーやガリカローズも。しかし、ラベンダーは生き残った部分を挿し木にしてみている。ガリカローズは地植えにしたものが、かろうじて生きているので、もう少し勢いがついたら、挿し穂をとって、安全策をとろうと思う。他の鉢植えも、植え替えの時期を迎えているものもある。しかし、元々の土が少ないので、1年間に生ゴミや落ち葉を埋めて改良した土の部分だけでは、足りないようだ。
越してきて、逆に元気いっぱいなのは、鉢植えのパキラだ。引っ越し前のように、越冬期に落葉してしまうこともなかったので、夏からあっという間に15cm以上伸びた。これは25年ものだ。
食べた後に葉を鉢植えにしてみた、例のパイナップルもスクスクと大きくなっていはいるのだけれど、これをいったいどうしたものか・・・・。