窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

死の棘日記

太郎さんは全く対抗策にならず「死の棘日記」を読み始める。ネットで表紙画像を見たときに、おや。と思ったのだけれど、やはり駒井哲郎の版画がつかわれていたのだった。(「エチュード(ある日)」(1959年))私が持っている島尾敏雄の「日を繋けて」もやはり駒井さんの版画が装幀になっている。最近、車谷長吉の装幀も何冊かがそうだ。駒井哲郎の画風は、本当に色々なのだけれど書店で見かけるとすぐにわかるのは何故か。



「死の棘」日記

「死の棘」日記