窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

本の処分

 今朝は雷が鳴って、雨が降り始めた。多少涼しい。雨が上がって庭木を切り始めた。種から育てたユーカリは、幹の太さが10cmにもなっていて手で切るのは大変なのであえなく挫折。体力を温存して仕事に向かう。

 本を全て詰め終えた。ミカン箱くらいの段ボール箱4個分がブックオフ。一箱は資源ごみ。残りは25箱になった。本を処分するのはよく考えたほうがイイ。と友人が言う。彼女は昔「ガキでか」ひと揃えを処分したことを、今も悔いているらしい。それを聞いてまた段ボールを開けてみたけれど、ブックオフ行きの本が増えただけで体力が持たなくなり途中で辞めた。自分としては、所有する本が多い方なのか少ない方なのかわからない。ただ、本を片づけたら、部屋がたいそう広くなった。メインの本棚は自分で作った分解可能なものなのだけれど、本が入っていないほうがかっこいいということが判明した。