窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

いよいよお隣が引っ越し準備の様子。久しぶりに大ちゃんが外に出ている。どこかの飼い猫ゴロー(仮名)がやって来て、縁側にのぼろうかどうしようかと迷っている。家の猫は網戸に鼻をつけて、様子を窺っていたけれど、ゴローがズズズッと上ってきたら、慌てて部屋の中に逃げた。それでも興味があるらしくカーテンのすき間からのぞいてみていた。そこへ大ちゃんが怒りまくって登場したのだ。身体はゴローの半分くらいなのに、精いっぱいとんがってワイワイと威嚇している。ゴローは大人しい性格らしく、びっくりして逃げていったのだが、大ちゃんはとんがったまま追いかけていった。そんな彼とももうすぐお別れだ。
先日、ここに高校の担任がジーラというあだ名で・・と書いたら、大学の友人達が「自分の高校にもジーラがいた。」「同級生にコーネリアスがいた。」「小学校の担任に・・」教職についている友人からは、「教師の同僚に・・」と。全員集めたら「猿の惑星」になるのだろうか。おそろし