窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

「襲撃の分け前はいらんのか?」西部劇で村を襲う盗賊集団が、躊躇している流れ者に言うようなセリフだけれど、今日の朝日の朝刊に出ていたのは、アメリカの上院議員が、フランスに向けて放った言葉だった。「戦争の分け前いらんのか」
政治家に失言はつきものだけれど、やっぱりな。と思ってしまう。日本の政治家がアジアの国々に対して放つ言葉も、その国の人たちに「やっぱりそうだったんだ。」と思わせているに違いない。