窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

マック仕事にて徹夜。起きていても動作がどんどん遅くなってあまり能率があがらない。夜、TVをつけたら川上弘美さんが出ていた。「先生の鞄」について松山巌氏と対談。「先生の鞄」はとても好きな本。装幀も。話を聴いていると小説と同じようにユルユルと時間が流れた。
とはいえ、現実は締め切り間近なので、またモニタに向かう。トットと終わらせて、本を読んでから版画制作に向かいたい。猫は、このところ日中多少微熱あり。微熱があると機嫌が悪くて少し心配だ。ちょっと触るだけで猫キックをされるので、かなわない。夜半過ぎると下がってくるので、暑さのせいなのだろうか。熱が下がってから触ると、グルグル言いながらよじ登ってきて後を引く。
ネットにて毛玉取り薬を購入。我ながら猫想いであります。