窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

スキャナを買い替えた。10年程使っていたものはチロリへ。調子が悪くなったわけではないのだけれど、いかんせんスキャンする時間が遅くて、能率が悪いのだ。そうしてかなりの大きさ。以前は編集委員がその上で長くなって寝ていたほどで、「大きいけれど・・」と一応緑川氏には伝えたのだけれど、彼には想像以上の大きさだったらしく、妻鳥飼の話では、届いたスキャナを前にしてしばし呆然としていたらしい。
新しいスキャナを池袋で買った。店員のお兄さんは「軽いし、持ちやすいようになってますから。」と、持ち帰りが当然のごとく言うので、私もそのつもりでレジにむかった。5キロくらいと言われて、(お米と同じ、家の猫より少し重いくらいだ。)と思ったのだけれど、ううむ、重い。「重いヨー。」と心の中でつぶやいて泣きそうになりながら帰った。帰ってから仕様を読んだら5.8キロ。重いよ。やっぱり。
システムもずっと調子が悪かったので、新しいOSに入れ替えた。これがまた時間がかかってぐったり。えーいコンピューターなんて嫌いだ。といつも思う。今持っているコンピューター関係のものが全部無くなれば、どんなにすっきりすることか。ぜーんぶ無くなったら、部屋も広くなるし。そうしたら新しいi-macを買ったりして・・・。と。