朝、雨戸を開けたら縁側に猫がいた。 「おはようございます。」 とも言わず、かといって逃げもせずにたたずんでいる。彼女は銀吉と駒子の母親である。名前はまだない。そういえば子猫達をあれから見かけない。この猫は向こう隣の家の庭辺りから現われるので…
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