窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2006-03-06から1日間の記事一覧

朝、雨戸を開けたら縁側に猫がいた。 「おはようございます。」 とも言わず、かといって逃げもせずにたたずんでいる。彼女は銀吉と駒子の母親である。名前はまだない。そういえば子猫達をあれから見かけない。この猫は向こう隣の家の庭辺りから現われるので…