窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

立秋

今年は猛暑なんでしょうか。暑い日は確かに暑い。しかし、その割に軒先のニガウリの生育が悪い。茄子もトマトもいまいちで、カメムシがついている。
植え込むだいぶ前に肥料を施したのだけれど、それがかえっていけなかったのだろうか。既に立秋も過ぎたとのこと。

先日久しぶりにドボチョン夫婦と会食。同級生だった彼ら夫婦と私。なんの緊張感もなくダルダルと楽しい時間だった。
ドボチョン妻球体関節人形を作っている。現在製作中の人形の話を聞いていると、ちょっとドキドキする。かなり大物らしいので今から会うのが楽しみだ。

ドボチョン夫婦はベランダでシソを育てているとのこと。日当たりもいいので庭植えよりもベランダの方が育つのではなかろうか。羨ましい。
私の家で一番日当たりがいいのは、軒だ。プラスティックの波板が溶けそうなくらいに日が照っているのを見ると、そこに板を引いて、簡易ベランダを作りたくなる。そして夏野菜とともに観葉植物も植えて。蘇鉄とかサボテンとか、そこにはクモザルとか南の島の鳥なんかが棲んでいたり・・・と、想像は膨らむ。と言うか、妄想。