窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

雨が降ったり強い日差しだったりの毎日。
東隣の家の(ペットボトル要塞の)ベランダに向かって伸びてきた多分イボタノキを剪定。あまり切りすぎると私の家の日よけにならないので、適宜。
落とした葉っぱは肥料にするべく土の上に重ねておいておいた。くたびれて部屋に入ってぼんやり見ていたら、重なった葉の辺りが何やらモコモコと動く気配がしたので、凝視していると蛙が出てきた。
水路伝いにやってきたのか、以前から居たのかわからないけれど、ヒキガエルですか?これは。
カエルは害虫を食べてくれるであろうけれども、すでにトカゲもいることだし、できれば常駐は勘弁して欲しい気分。というか、まだトカゲの方が良いんですよ。私は。
というわけで、剪定した枝でお尻をつついたら、ボテン、ボテンと重そうに飛んで、ボチャンと水路に入った。
ホッとしていたら数時間後にはまたいた。住むのかなあ。わたしのとこに。やだなあ。なんとなくね。