窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

8月は私にとって、1年のうちでもっともしんどい時期であるが、どうにか乗り越えられたような気もする。というか、くたびれてだんだん何も考えられなくなってきた。今日は吉祥寺で編集者とギャラリーで打ちあわせ・・・のはずだったが、彼女が指定した今日はそのギャラリーが定休日で、仕方なくお昼ご飯を食べて、おばあちゃんの玉手箱でオモチャをつついて帰ってきたのであった。
12日にはメールマガジン青瓶のデスク、Tさんが家に来た。彼女は以前にも書いた沖縄の美人さん。緊張してしまうからおしゃれをしないでくれ。と彼女が言うので、私が普段の絵を描くときの格好でいたらギャラリーで会ったときとギャップが大きかったらしく、ぶったまげていた。私のほうは緊張をしていて、スパゲッティを袋から出すときにぶちまけたり、アイスコーヒーをひっくり返したり。Tさんはそのたびに「完全にイメージがくずれたぁ。」とウハハと笑っていた。